初級~上級 水深:16M~33M 透明度:5M~20M 潮流:弱~中
アネモネリーフの近くにある、プーケット周辺では最も大きな沈船ポイント。1997年5月4日、全長85mのカタマランタイプのキングクルーザー(日本の中古船)が航海のコースを外れ、アネモネリーフに衝突し、沈没した。幸いにも不明者はなく全員無事に救出された。 沈船は水底32mに底着している。水深25mにはエンジンルーム、18mの客室エリアには、バーや沢山の椅子やテーブルがある。水深12mにはキャプテン室、7mには煙突部と、じっくり沈船を探索しながらドキドキワクワクのレックダイブを楽しめる。魚達にとって格好の住みかになっており、リーフフィッシュから回遊魚まで、多種多様な海洋生物の観察ができる。ギンガメアジ、バラクーダ、ハタタテダイの群れは見ごたえあり。船内を覗いたり、船内に隠れているハタを見たりするには、水中ライトを持って潜ると良いだろう。キングクルーザー周辺の潮流はおおむね強く、とくに浅瀬から水面への潮流が非常に強いので、潜降・浮上にはブイラインを使うと良い(今現在、船の上層部が崩壊しており、一番浅いところで16-18mとなっております)。